「静か」の前に、必要な空気量を決める。
酸素供給、高水温対策、夜間の水草水槽、スポンジフィルター駆動では必要流量が異なります。強いポンプを絞ればよいとは限らず、抵抗と振動が増える場合があります。
水深が深いほど送気に力が必要です。メーカーの水深と適合水槽を確認します。
水心SSPP-3Sは、調整と交換部品を重視する人に

45〜60cm水槽向けとして、吐出量を調整しながら使いたい人の候補です。専用交換ユニットが用意されているため、消耗部品が傷んだ際に本体の買い替え以外も検討できます。交換は説明書で認められた作業に限ります。
最大3.0L/分は開放時の値で、深い水中へ空気を送ったときの流量ではありません。接続するフィルターの必要送気量も確認しましょう。同じ水心でも7Sは吐出量固定式です。「小さい3S」と思って選ばず、調整が必要かどうかを先に決めると選びやすくなります。
購入先ではSSPP-3Sの型番と、チューブやストーンの付属範囲を確認してください。セット品のおまけが不要なら、本体価格だけでなく送料込みの総額で比較します。
GEX 2000SBは、1口の調整式を探している人に

2000SBは1口タイプで、公式吐出量は約0.5〜1.5L/分。強弱調整ダイヤルがあり、接続する機材に合わせて調整できます。水深50cm以下・幅120cm以下という条件に加え、フィルターの必要送気量も照合してください。
「幅120cmまで」とあっても、120cm水槽のどんな飼育内容にもこれ一台で十分という意味ではありません。分岐数、水深、接続先で必要量は変わります。数字の大きさより、自分の機材に必要な範囲を満たすかが選ぶ基準です。
買い替え前に、泡音と棚の振動を分ける
棚や壁への接触、チューブの張り、水面で割れる泡を確認します。置き場所を変える際は電源を切り、説明書どおりの安定した場所へ戻してから音を比べてください。
泡音が主因なら、本体だけ交換しても解決しないことがあります。関連記事の「スポンジフィルターの泡音・振動を原因別に確認する」で、買う前に試せる順序を詳しく案内しています。
夜間停止や、布で包む対処は避ける
スポンジフィルターを動かすポンプを止めると、ろ過の水流も止まります。静かさだけを優先して送気を絞りすぎず、必要なろ過と飼育環境を保ってください。
水心の説明書では本体を水面より高く設置するよう案内しています。逆流防止弁を付けても設置条件を無視してよいわけではありません。布で包んだり密閉したりせず、各製品の説明書を優先します。

